人工受精一発成功!保険適用?費用は?・・・双子で「えっ?」
私は不妊検査の結果から、投薬と注射で排卵を起こしてタイミングを取るということになりました。
治療開始から1周期目は、排卵できておらず卵胞がいくつか残っている状態でした。
2周期目はお休みして卵巣内の状態をよくするための違う薬を処方されました。
この間に、夫にも協力してもらい『精液検査』を行いました。
そして精液検査の結果は絶望的ではないものの、あまりよくはありませんでした。
そこで『人工授精(AIH)』のお話が出ました。
「投薬で排卵できることは確認できているので、このままタイミング法で様子を見るのも可能ですが、人工授精は良い精子を選別して行うのでもっと(妊娠の)可能性が高いです」
といわれ、迷いましたが今回はタイミング法を選びました。そして不発に終わりました。
夫に精液検査の結果と人工授精の話しをすると人工授精に乗り気だったので、次のタイミングでやってみることにしました。
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<人工授精の流れと費用>
当日、採取した精液を持っていき準備ができたらエコーチェックを受けて人工授精が行われます。
痛みもなく、数分で終わりました。
この時の精子は精液検査の時より状態が良くて、それをさらに選別濃縮するということでした。
私の方は排卵しそうなサイズの卵胞が2個ありました。
後日、排卵チェックと注射を受けて「生理がくれば来院、こなければ検査薬を試して来院してください」といわれました。
<人工授精の結果>
生理予定日から1週間が経過し生理が来なかったので、市販の検査薬で調べると陽性反応がでたので受診しました。
検査薬を試す数日前に寝起きに軽度の吐き気があるときがありましたが、あまり気にしないようにしていました。
つわりだったのかもしれません。
エコーで胎嚢(たいのう)が2つ確認できて、「え??」と思っていると同時に
「胎嚢が2つ見えますね。双子ちゃんですね」
と先生に言われました。
下記のエコー写真はその時頂いたものです。
排卵誘発剤を処方される時に、多胎妊娠の確率が上がるということは聞いていたので、
自然妊娠での双子の確率は1%程度だが、不妊治療を行った場合4〜5%になるということは事前に調べて知っていました。
しかし、自分がその確率に当たるとは思ってなかったのでびっくりでした。
夫と「まあ無いだろうけど、双子いいな〜」と話したことはあったので報告は楽しみで、予想通り喜んでくれました。
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その後、心拍も確認でき8週目の終わりごろに予定日が確定し産婦人科への紹介状をもらいました。
自宅から少し距離はあるのですが、双子ということで設備の整った大きな病院を紹介して頂くことになりました。
双子でなければ、紹介状は無く希望の産院へ個人で受診するということでした。
不妊治療の保険適用範囲と費用
生理があるだけでは、妊娠できる状態かどうかわからないもんなんだなと実感しました。
精液検査についても同じことがいえると思います。
なので『なかなか妊娠しないな〜』っと思ったら、出産経験があったり、若い人であってもとりあえず検査だけ受けてみるのはアリだと思います。
『不妊の原因を調べてもらう事』は病気と見なしてもらえるので保険適用になります。初診から保険を適用してくれます。
そして私の様に『実際に病気が見つかり治療してもらう場合』も、もちろん保険適用になります。
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しかし『不妊』は病気ではないのでは人工授精や体外受精は保険適用外になります。
人工授精の費用は、ネットでは2〜3万と書かれているところが多かったのですが、私の病院では1回のチャレンジで1万円程度でした。
人工授精を何度かチャレンジして授からない場合は体外受精をする方が多いようですが、こちらは40〜80万円とかなり高額になるようです。
自治体によって補助が出る場合もありますので、実際に利用する際にはお調べください。
不妊治療は精神的になかなかキツイ
通院したの4ヶ月程なので不妊治療の期間としては短いほうだとは思います。
でも、自己流でヤキモキしていた期間を含めると長かったな〜と思います。
不妊検査についてはもっと早くにしていたら良かったと心から思います。
また、たった4ヶ月程度の不妊治療でこんな事を言っていてはお叱りを受けそうですが、最初は通院も苦にならなかったのですが、
タイミング法で何度か不発に終わる内に、だんだん通院が負担になってきている感じがありました。
片道30分の通院・待ち時間・毎月の結果・服薬・注射……とじわじわとダメージが溜まる感じがありました。
私の場合は、特に服薬と注射がきつかったです。
服薬は「毎日毎日朝晩薬を飲んで・・・意味あるのかな〜?」っと精神的な面でのことです。
注射は筋肉注射なので通常の注射よりも痛く、毎回「ハイター!(;゚Д゚)」っとなってました。
こっちは肉体的な面ですね(笑)
しかし、私は元々注射が苦手で「次回も筋肉注射か〜。はぁ〜〜(;´Д`)」っと憂鬱になっていたので、今思えば精神的負担にもなっていましたね。
めんどくさいけど忘れずに服薬して、注射も受けて、タイミングも取って、と頑張って結果がでないということが長期間続くと誰でもしんどくなってくると思います。
そしてその結果を報告するという作業も。
強く子供を望んでいるなら不妊検査・精液検査・人工授精までは高額という訳でもないので積極的かつ早めに受けた方が良いのかなというのが個人的な感想です。
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