安静にしてたのに・・・双子の切迫早産止まらず管理入院
実は私は長女の妊娠後期に、『切迫早産』(早産になりそうな状態の事)の診断を受け、管理入院にはならなかったものの、張り止め薬(ウテメリン)を使用したことがありました。
今回の双子妊娠では『1人でも切迫早産になったんだから双子なら尚更なっちゃうんだろうな〜・・・』と覚悟していたので、早いうちに入院セットの準備だけはしておきました。
- 『管理入院』とは何らかのトラブルで出産予定日前に入院する事
- 『張り止め薬』とは子宮の収縮を抑えて早産にならないようにする為の薬でいくつか種類があり、めまいや吐き気等の副作用もある。人によっては気分が悪くなりすぎて寝たきりになることも
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張り止め薬に関しては、私はウテメリン(飲み薬)とリトドリン(点滴)を使ったことがありますが、いずれも手が震えたり胸が苦しくなったりといった副作用がありました。
張り止め薬が処方されているとうことは、ほとんどの場合、自宅で安静指示が出ているか、管理入院中ということになります。
私は副作用に関する説明を、医師から夫婦そろって直接聞くことができたので、自宅での安静期間中も管理入院中も家族に協力してもらって問題なく過ごせました。
副作用に関する説明を医師から夫婦そろって聞くことができない場合、旦那さんにちゃんとお話して理解を得て協力してもらいましょう。
家族の理解を得られていないと、安静指示が出てるのに自宅で家事を頑張っちゃったり、お母さんの管理入院中、夫が家事に仕事に忙しくなった際に嫌悪な関係になったりしかねませんからね!
安静指示〜管理入院
今回の双子妊娠では私は管理入院になっちゃったのですが、切迫早産と診断されて管理入院になるまでの経過をご紹介します。
そのまんまなんですが、「切迫早産の傾向が出てきているね〜」っと医師から言われました。
確定診断ではなく安静指示などもありませんでした。
帰って夫に話すと
「まぁまぁ・・・まだ傾向だけだし(^-^;」
という感じでした。
しかし傾向があるということは、そうなる可能性が高いので家事は夫にお願いし、最低限の行動しかしませんでした。
階段も1日に1往復のみにして自主的にできる限り安静に努めました。
夫も、万一こんな早い時期に早産なんてことになったり、そうでなくても私が管理入院になると色々と大変なことになると想像できたのか、
「まだ傾向だけだし(^-^;」っと言いながらもその日から全力で色々と手伝ってくれてました(笑)
まぁおそらく半分自分の為でしょうね!
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2週間間隔での健診予定でしたが、年末年始に被るため早めの健診でした。
安静にしていた甲斐があって症状が改善していました。
夫と相談し、ご飯の準備と洗い物を再開することにしました。
しかし翌週の健診では、かなり悪化していて入院の話まで出たんですが、ギリギリまで入院したくないことを伝えると
「絶対安静できるなら入院しなくてもいいですよ」
と言われ、1週間ウテメリンを飲みながら絶対安静という条件付きで自宅安静の許可がでました。
家事は再開したといっても掃除・洗濯物干し・買い物等は全くしていなかったんですけどね〜・・・
そういった状況で悪化してしまったので帰宅後は寝たきりに近い状態で1週間後の健診まで過ごすようにしました。
食事と洗面、トイレ以外は寝たきりでシャワーも3日に1回に我慢しました。
決して、記事トップの写真のモデルさんのような素敵な感じではないです。現実の自宅安静は程遠い(笑)
入院よりも安静にしているような状態で張り止めも飲んでいたにもかかわらず、自覚できる張りが頻繁にあったので症状が改善しているとは思えませんでした。
2人共仲良くお腹の中にいててちょうだい!
【31週目の私のお腹】
・・・ってこの太鼓腹じゃ無理か〜。
予想通り症状は改善しておらず子宮口が開いていたので入院となりました。
「準備もあるだろうから明日からでもいいよ」と言われましたが、
入院セットを持参していたので健診後にそのまま入院することにしました。
入院するとすぐに、夫同席で『切迫早産に対する治療の説明』と『(緊急)帝王切開に関する説明』、更に緊急帝王切開になった場合に備えて、麻酔科でも麻酔に関する説明を受けました。
『この薬でよくならない場合はこういう薬を使い、こうこうこういう場合は緊急帝王切開になり、そういった場合輸血することもあり・・・』
っといった感じで説明を受け、まぁざっくりいうと
『その時々によって臨機応変に対処するが、ウン十万人に1人程度強烈な副作用になる方がいますよ。麻酔でも非常に低い確率でアナフラキシーショックになる方がいますよ。輸血すると肝炎やHIV感染のリスクがありますよ』
という感じで、様々なリスクに同意を求める説明がほとんどでした。
それにしても現代の輸血でもHIVに感染するリスクがあるとの説明にビックリしました。
医師に質問すると、HIVに感染して数週間の血液は検査をすり抜けちゃうみたいで、やはり非常に低い確率ではあるが、現代の輸血でも感染する可能性はあるとのことでした。
いろんな説明を受け、同意書にたくさんサインをし、途中待ち時間もあったりで5時間ぐらいかかってやっと全て完了しました。
私の記憶力はちょっと残念なので、説明していただいた話の内容はほとんど吹っ飛びましたが、疲労感だけは残りました(笑)
使用する薬については医師の判断に任せるしかありませんので、とにかく早産の症状が悪化しなければいいな〜と思って聞いていました。
子宮頚管や子宮口に関する詳細は子宮頸管が短いと言われたら切迫早産で入院になるの?を参照にしてください。
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人生初の管理入院初日!
入院するとすぐに張り止めの点滴(リトドリン)もすぐに開始されました。
シャワーの時間以外は常に点滴を刺したままで入院生活を過ごすことになります。
点滴の管と針は定期的に交換されますが、週1回の針の交換は気分の下がるものでした。
点滴を刺したままでいると、血管が硬くなり痛みがでてきたり液漏れするようになってしまうのですがそうなった場合はすぐに刺し換えとなります。
血管が細かったりする人は液漏れしやすいらしく頻繁に交換しなくてはならないこともあるようです。
入院中に処方された薬は『酸化マグネシウム』と『鉄剤』だけでした。
酸化マグネシウムは『便通が悪いとお腹の張りにつながることがある』という理由だそうです。
毎日お通じの確認はありましたが、飲むかどうかは個人の判断に任せられていて自由に調整しても大丈夫でした。
鉄剤は妊娠後期に入ってから血液検査で貧血の項目にひっかかったため、処方されました。
私が入院した部屋は4人部屋だったので部屋代がかかりませんでした。
個室だった場合、部屋代が22000円/日もかかってしまうので大部屋への案内で安心しました。
後で知ったのですが、個室は産後の人が優先になっていて、大部屋のいくつかが管理入院者用の部屋にされていました。
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