未婚で出産する前に知っておこう!未婚出産と認知について
母が女手一つで子供を育てる、所謂「母子家庭」。その8割は離婚が原因になっているようですが、中には最初から結婚をしない「未婚の母」も。
10代の妊娠・出産、男性側の責任逃れ、妊娠発覚前に破局・・・など様々な理由があると思います。
母子家庭への支援も進んでいるとは言え、やはり未婚のまま子供を出産し育てるのは容易なことではありません。金銭的なことに関しては十分知識を得ること、またそれなりの覚悟を必要とするでしょう。
未婚のまま出産をすることで知っておくべきことや、選択肢の幅などをここでは解説していきたいと思います。
未婚出産と”認知”について
未婚のまま出産した場合、戸籍は当然母親と子供の親子関係しか載りません。
しかし、認知をしてもらうと父親が誰であるかの記載はされます。この認知によって、相手方の男性にも責任が生まれるので、母親への負担は当然軽減されてきます。
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まず認知してもらうことにより、養育費の請求ができます。ただし認知してもらったから安心、というわけでもありません。
養育費などの金銭に関するものは口約束や素人契約ではダメ。間に弁護士などに入ってもらい、きちんとした法的な契約を交わす必要があります。
また、父親である男性がなくなった場合の遺産相続を子供が受ける権利も与えられます。家族関係にはなくても、認知をしてもらうことで「子」であることが証明されるのです。
未婚出産を認知をしてもらえない場合
未婚のまま出産をするというのは、非常に「危険な賭け」だと言えます。
母の収入のみでの生活は実際、想像以上に厳しいですし、母子家庭の貧困も問題視されています。何とか、認知をしてもらえるように手を尽くすべきであると思います。
もし相手の男性が認知を拒否する場合、強制認知という手段があります。これは調停・裁判・訴訟などを行って認知を求めるというもの。
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DNA鑑定・肉体関係があったことの証言や証拠などを用いて行い、生物学上の父親であることを証明していきます。
「認知なんてしてもらわなくていい」という考えの人も多いのは事実。もちろん今の日本では、父親の認知のない子供が差別されるというようなことはありません。受験や就職試験などに差し障ることもまずありえないでしょう。
しかし、「養育費」の請求だけは認知なしにできないので、軽く考えてはいけません。
出産後年月が経ってからの認知ももちろん可能なのですが、養育費は認知をして初めて請求ができます。なので、認知前の分を遡り請求することはできないので、損をしてしまうかもしれないのです。
未婚出産は、親の協力が必要不可欠
未婚の母が自分の稼ぎだけで家計を支えていくのは非常に難しいと言われています。ただ社会人生活が長く、貯金も十分にあるという経済力のある女性はそれ程困窮することはないでしょう。
また、不安のない額の養育費や慰謝料の請求ができる場合も、経済的に不安を抱えることはありませんね。
場合によっては一般家庭よりも裕福になる・・・というケースだって存在します。未婚の母になる場合、出産年齢によっても大きな差が表れてくるのではないでしょうか。
しかし、未婚出産には10代での出産や、学校在学中の妊娠・出産などが非常に多いと言われています。この場合、もちろん生活を支えられるだけの貯金があるケースは少なく、経済力のない例が大半です。
出産前後、また育児中は働きに出ることも難しいので、両親や親戚などの協力があるのなら頼るべきですね。
「自分で決めたことだから、親に頼らず頑張りたい!」と考える若いシングルマザーは、なかなか多いもの。
しかし、自分の決意や熱意だけでどうにもならないことがたくさん出てくる可能性があります。自分の理想や希望を一度捨てて、子供が健全で安心して育っていける環境を考えるのが先決です。
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