【実体験】絨毛検査と費用
確定検査というと『羊水検査』が有名ですが、早い時期に受けられる確定検査が『絨毛検査』です。
詳細はザックリわかりやすく!出生前診断の種類・概要・受ける時期を参考にしてください
妊娠初期に受けれる絨毛検査の病院選び
確定検査を受ける場合、病院選びで重要なのはカウンセリングの充実度・医師の技術だと思います。
妊娠中は精神的に不安定になりやすいこともあり、検査のリスクや結果に対するフォローが充実しているかどうかは大切ですよね。
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お互い人間なので合う合わないといった、カウンセラーとの相性はあるかもしれませんが、とても重要な事を話しあうわけですから、
カウンセリングに力を入れていて、遺伝や先天性疾患に関する知識をもつ専門家がカウンセリングしている病院を選ぶことが重要です。
そして、検査のリスクを少しでも下げたいので検査実績が多く確実な技術がある医師が行っているというのも大事です。
私が受けた『絨毛検査』体験
私は妊娠13週目に胎児医学専門の病院で初期胎児ドックを受けました。
そして、初期胎児ドッグの検査や結果に関するカウンセリングを受けました。
思っても見なかったのですが、初期胎児ドッグでは『うなじのむくみ』『鼻骨形成』の項目で引っかかりました。
そして、それらのを基に計算されたダウン症等(染色体異常)の確率と、
流産リスク・精神的負担を考えた上で絨毛検査を受けることにしました。
その時の考えたのは下記のようなことでした。
羊水検査の方が有名ですが、検査の時期が16週頃と遅いので精神的にきついと思いました。
初期胎児ドッグを受けた病院は絨毛検査の実績も十分あり、リスクも羊水検査と同程度で、
一般にいわれる絨毛検査のリスクよりも低い確率の説明を受けたので、絨毛検査を選択しました。
先に検査前カウンセリングがあり、確定検査を受けるリスクと検査方法・検査後のことなどの説明がありました。
血液検査や赤ちゃんのエコー確認等をしてから、検査になります。
こちらの病院では『経腹法=お腹に針を刺して行う方法』でした。
エコー映像で確認しながら、お腹の消毒→局所麻酔→採取→採取した絨毛の確認をしておしまいです。
採取だけだと数分程度で、全体でかかった検査時間も数十分程度でした。
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エコー映像は真正面にある大画面に映されていたので、採取前から採取し終わるまで赤ちゃんの様子と採取の様子が見れました。
お腹の中での赤ちゃんの様子が見れたので安心できましたし、
事前説明で聞いていたように『赤ちゃんに針が当たらない』というのもしっかり確認できました。
検査後20分ほどベッドで休息してエコーチェックを受けて終わりました。
検査結果は後日(翌日〜2週間)、検査結果カウンセリング時に伝えられ、異常は見つかりませんでした。
検査結果カウンセリングでは、それぞれの検査項目についての詳細説明もしてもらいました。
結果にかかわらずカウンセリングを行ってくれたことは嬉しかったです。
絨毛検査の費用
絨毛検査は基本的に自費です。
保険適用外で自治体からの補助もないです。
検査によって金額差があり、『リスクの高い絨毛・羊水検査』や『最新の検査方法』だった場合は高額になる場合があります。
下記は私が実際に支払った通常の絨毛検査の費用(税抜き)です。
- 検査前カウンセリング ¥3780
- 絨毛検査費 ¥199800
- 検査結果カウンセリング1 ¥3780
- 検査結果カウンセリング2 ¥3780
絨毛検査は、すぐに結果がでる項目と時間がかかる項目があります。
私はその都度結果を聞きに行くことにした為に検査結果カウンセリングが2回になっています。
もちろんまとめて聞くこともできるので、その場合は1回分のカウンセリング料となると思います。
絨毛検査は夫に同意書を書いてもらえれば検査自体は一人で受けれますが、
検査前カウンセリングと検査結果カウンセリングは夫婦揃って聞かなければならないというルールでした。
料金やルールは病院によって異なるので参考程度にお願いします。
また医療費控除(年間10万円以上の医療費がかかった場合に所得から控除できる制度)が利用できるかを近くの税務署に確認してみましたが『控除対象にならない』といわれました。
念の為、帰って調べてみました。以下、国税庁HP (https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shotoku/05/80.htm) より引用
妊婦に対して行う母体血を用いた出生前遺伝学的検査(以下「本件検査」といいます。)の費用は医療費控除の対象になりますか。
(中略)
本件検査を行った結果、染色体の数的異常が発見されたとしても、それが治療につながらないとされていることからすると、本件検査は、妊婦や胎児の治療に先だって行われる診療等と解することはできません。 したがって、本件検査に係る費用は、医療費控除の対象となりません。
今回の様に『初期ドッグで遺伝子異常の確率が高かったので絨毛検査を受けた結果、問題なかった』たという場合、控除とするのは厳しい内容でした。
明らかに先天性の奇形などが見つかり絨毛検査を受けた場合や、絨毛検査が治療に先立って行われる診療と同様と考えられる場合などが、もしもありましたら、直接お近くの税務署に相談してください。
こちらは双子ママが自身の体験談を紹介している姉妹サイト双子の妊娠・出産から育児まで!双子ママのあれこれ体験まとめになりますが、大阪市のクリフム夫律子マタニティクリニックで出生前診断を3回(長女と双子)受けており、検査の流れや費用、カウンセリング結果などについても詳しく紹介してくれていますので興味がありましたらご覧ください♪
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