赤ちゃんがいきなりミルクを吐く理由と原因
母乳の赤ちゃんもミルクの赤ちゃんも、しょっちゅう吐いてしまうものですよね。ちゃんとゲップをさせたのに、なぜこんなに吐くのだろうと不安になるお母さんも多いはず。
基本的に、大人の嘔吐と赤ちゃんの「吐く」こととは全く別物と考えましょう。ミルクをよく吐くからと言って、「何かの病気なのでは?」「具合が良くないのでは?」と不安になることはありません。
赤ちゃんというのは、まだ体や意識の発達が未熟なためにミルクを吐くんです。
吐いてしまったら正しく対処し、今後なるべく吐かないようにお母さんがコントロールしてあげるよう心がけるだけで大丈夫です。
体の構造上、ミルクを吐くことも
まだ小さな赤ちゃんは、胃がまっすぐになっているので飲んだものが逆流しやすくなっています。
また、胃の入り口もしっかり閉まらないことが多いので、ちょっとしたことで吐いてしまうのです。
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例えば、体勢を変えたり赤ちゃんが大きく動いたり…そんな何気ない刺激で、ミルクが逆流してしまうのです。
しっかりゲップをさせると吐き難くなると言われていますが、ゲップが出たから絶対に吐かないわけでもないですし、必ずゲップが出るとも限らないのです。
ミルクを飲みすぎて吐く
ミルクをよく吐く赤ちゃんは、母乳やミルクを飲み過ぎている可能性があります。大人は満腹感や満足感を感じて食事をコントロールすることができますよね。
しかし、赤ちゃんにはまだそのようなコントロールは不可能です。
お腹がいっぱいでも、苦しくても与えられたら与えられただけ飲んでしまいます。
特に授乳をしながら寝かしつけることが多いので、哺乳瓶やおっぱいをくわえる時間が長くなり、飲みすぎに繋がることもあります。
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大体、生後3〜4ヶ月頃までに成長すると満腹感や満足感を感じるようになり、途中で口を離すようになると思います。それまでの期間は飲ませすぎてしまうこともあるでしょう。
ミルクの場合はあげすぎると栄養過多になるので、量や空き時間をしっかり守るように心がけて下さいね。混合の場合も、ミルクを足す必要がないのにあげているケースもあるのでよく観察してみましょう。
母乳の赤ちゃんはミルクをよく吐く?
母乳って、哺乳瓶でミルクをあげるのとは違って飲んだ量がよく分からないものですよね。
飲ませる時間を測りながらあげているお母さんも多いと思いますが、人によって母乳が出る量も違うし、赤ちゃんが吸う早さや力も違うのでまちまち。
長時間吸っているのに量的には大して飲んでいないこともあれば、短時間でものすごくたくさんの母乳を吸える赤ちゃんもいるということです。
さらに母乳であれば、泣いたら飲ませてOKと言われることも多いのでどうしてもあげすぎの傾向があります。
ミルクをよく吐いて始末が大変だという場合には、泣いたら少しだけ他の方法で気を逸らすなどの工夫をしてみると良いかもしれませんね。
3〜4ヶ月を過ぎた赤ちゃんでも、ミルクを吐くことはよくあります。たくさん吐いて衣服が汚れたらすぐに着替えさせてあげましょう。
濡れているのに気付かずに放置しておくと、嫌なニオイがしたり赤ちゃんが不快でぐずったりすることもあります。
また、首のシワや耳の周辺に吐いたミルクが垂れて入り込んでしまうのもよくある光景です。首や耳回りは常にチェックして、汚れたらすぐに拭き取ってあげるようにして下さい。
特に喉の方の首のシワは、入り込んだミルクかすで肌が荒れたりニオイが出やすい場所です。
ミルクを頻繁に吐くことが分かっていれば、スタイやガーゼなど(顔にかからないように注意して観察しましょう)を取り付けておくと便利です。それだけ交換すれば良いので、着替えの手間や洗濯物が減ります。
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