赤ちゃんの肌がボロボロに!乳児湿疹の原因と改善策
乳児湿疹とは、1歳未満の赤ちゃんにできる全ての湿疹のことをいいます。そして、いくつかの種類があり、また原因もそれぞれ違っています。
自分の子供に湿疹ができたら心配だと思いますが、まずどんな原因からきている乳児湿疹なのかを特定してあげることが大事です。その違いによって、ホームケアの方法も変わってきます。
乳児湿疹の原因は汗の可能性も?
乳児は非常に汗をかきやすく、夏場はもちろんのこと冬でも汗をじっとりかいていることがあります。暖房の効いた室内や、厚着によって汗をかいてしまうこともありますよね。これが原因で起こるのは「あせも」です。
あせもも湿疹の一つですので、乳児湿疹の中に含まれます。
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特に冬場にあせもができるのは、お母さんとしても想定外ですよね。なので、他の湿疹と勘違いしてしまうことも多いです。
とにかく汗をかいたらしっかりと拭き取り、着替えをこまめにさせましょう。夏場は1日2回以上軽くシャワーを浴びさせても良いと思います。
ホルモンの影響も考えられる
新生児にきびというものがあるのをご存知でしょうか?産まれてすぐから生後1ヶ月までの新生児の間、顔を中心に現れる乳児湿疹のことを「新生児にきび」と言います。
また、生後3ヶ月以降の乳児になると「脂漏性湿疹」と呼ばれます。
どちらも原因は同じでホルモンの影響による皮脂の過剰分泌です。乳児はお母さんのお腹の中や母乳から女性ホルモンをたくさん与えられているため、皮脂の分泌が活発化しています。
しかし毛穴もまだまだ小さくてすぐに詰まってしまうため、ニキビのような赤い炎症が起こってしまうのです。これが新生児にきび、脂漏性湿疹の正体です。
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改善するにはとにかくお肌を清潔にしてあげることです。大人の女性の洗顔と同じで、泡立てた石鹸でくるくると顔を洗ってあげましょう。
乾燥が進むと症状が悪化するので、ひどければ小児科や皮膚科で保湿剤や痒み止めを処方してもらうと良いです。
乳児は痒がって引いてしまったり、ぐずったりすることもあるでしょう。爪はこまめに切っておき、肌を傷つけないようにします。
ミトンをさせるという方法もありますが、常にミトンをはめていると手や指の感覚が発達しないのであまりおすすめできません。
離乳食開始後の乳児湿疹の原因とアレルギー
離乳食が始まった乳児で心配なのは「食物アレルギー」です。8〜9ヶ月くらいになると、徐々にアレルギー食品も取り入れる時期になってきます。
卵、乳製品、大豆、小麦などはアレルギー症状が出やすい食品ですので、始めて与えるときは慎重にいきましょう。
体や顔に湿疹が出た場合、これらの食品を食べていないか、または普段食べないようなものを食べなかったか振り返ってみてください。
アレルギー反応は湿疹だけでなく、喉や呼吸器にも症状が出ることもありますので異常を感じたらすぐに病院に連れて行って下さいね。
アトピー性皮膚炎なのかも?
乳児湿疹が出ると、「もしかしてアトピー体質なのかも?」と不安になる方も多いですよね。ただし、乳児湿疹とアトピーには大きく違いがあります。
アトピーは湿疹が出る場所がとても特徴的です。
耳の裏、首、脇の下、肘や膝の裏などの汗が溜まりやすい場所にできることが多いです。乳児湿疹の場合は顔にできやすいことから、まず違いは明らかだと思います。
生後3ヶ月を過ぎるとアトピーの疑いがあるかどうかの判断ができるようになります。それまでの新生児期は判断がつかないので、皮膚科医と相談してもう少し様子を見てみましょう。
アトピーと診断された場合、季節や気候によって症状の出方が異なったりしますのでホームケアは常にしっかりやっておきましょう。
皮膚科医からの指示を守り、途中で薬を止めたり通院を止めたりしないことが大前提です。
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