赤ちゃんが激しい”いびき”をかく4つの原因と対策法

赤ちゃん いびき 原因 対策

 

いびきをかくのは、疲れて寝ているお父さんやおじいちゃん・・・ってイメージが強いかもしれません。子供ならまだしも、赤ちゃんにいびきのイメージはあまりないですよね。

 

でも、赤ちゃんもいびきをかくことがあります。大人とは少し原因が違っていることもあったり、あまり良い傾向でないこともあるので観察が必要です。

 

ただし、慌てず冷静に対処することが大事。そのためには赤ちゃんのいびきの原因や、改善方法について少し勉強しておきましょう。

 

 

鼻が原因だった?

 

赤ちゃん いびき 原因 対策

 

赤ちゃんのいびきの音は、大人のように「ゴオオォォ」という音ではなく、「ビー」「ピー」という感じで鼻から出る小さな音がほとんど。

 

もちろん体が小さいので呼吸音も小さいのは当然ですが、鼻の粘膜から音が出ている事が多いのです。

 

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健康な赤ちゃんで、鼻や喉に疾患がない場合でも10%程度の子はいびきをかくと言われています。それは、赤ちゃんの粘膜が非常に柔らかく、呼吸によって振動しやすいからなんです。

 

この場合のいびきは成長と共に治まってくることが多く、生まれたばかりの赤ちゃんに多いタイプです。

 

 

鼻詰まりとの関係

 

赤ちゃんはちょっとした鼻風邪をひきやすいものです。

 

鼻水が詰まってしまうと寝ているときの呼吸は苦しくなりますが、赤ちゃんはまだ上手に口呼吸に切り替えられない場合も多いです。

 

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すると、鼻詰まりで狭くなった鼻腔を空気が通るときに、いびきのような音に聞こえることがあります。

 

また、風邪の他にもアレルギー性鼻炎などを発症している場合、このようないびきをかきやすくなるでしょう。いびきの原因で最も多くて身近なのは、このような鼻疾患だと考えられます。

 

鼻の疾患は放置しておくと呼吸困難を引き起こしてしまうこともあります。

 

母乳やミルクを飲むときには、鼻呼吸ができないと苦しさで咳き込んでしまうことも。赤ちゃんの月例が低ければ低いほど、注意が必要と言えるでしょう。

 

 

扁桃腺肥大によるいびき

 

赤ちゃん いびき 原因 対策

 

他の原因の一つに、アデノイド扁桃腺肥大などがあげられます。赤ちゃんの扁桃腺は肥大していることがあり、10歳くらいまでに小さくなることが多いとされています。

 

赤ちゃんや子供にはよくあることなので、緊急性のある異常というわけではありません。

 

ただ高熱を頻繁に出す子は、扁桃腺の肥大が原因で炎症を起こしやすいなどとも言われていますよね。この扁桃腺の肥大は、気道を塞ぎやすいためにいびきの原因にもなります。

 

扁桃腺やアデノイドの問題は、いびきだけでなく呼吸困難や発熱など様々な問題を引き起こします。疑いのある赤ちゃんは、様子を見ながら医師への相談を検討しましょう。

 

 

体質によっていびきをかきやすいことも

 

赤ちゃんの体の構造によって、いびきが出やすくなっていることもあるようです。仰向けで寝たときに、舌が喉の方に落ち込みやすい構造の場合、いびきをかきやすくなります。

 

これは、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなるとされていますので、専門医に相談してみましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群とは、大人が発症すると事故などの危険性が高まるために注目されていますが、実は赤ちゃんでも発症することがあります。

 

体の構造は成長につれて変化することも多いので経過観察が必要。

 

しかし赤ちゃんでもいびきがひどい場合、途中で呼吸が止まるようなことがないか観察が必要です。喉の方に舌が落ち込んでしまうようであれば、横向きに寝かせる習慣を付けることも大事です。

 

生後3ヶ月以上経ち、特別鼻の疾患などがないのにいびきが改善しない場合は、このような体の構造の問題であることも考えられます。

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