子供が病気のときの仕事を理解してもらう方法
働きながら子育てしているお母さん、いわゆるワーキングマザーが増加している現代で大きな課題となっているのは「子供の預け先」ではないでしょうか。
核家族化が進み、近くに子供を預ける親や親戚がいないという人は少なくありません。
子供が病気をしたときくらい、そのことをまず第一に考えてあげたいですよね。しかし、現実は仕事に穴を開けてしまうことや、いつから仕事に出られるか・・・そんなことばかり。
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この現状はどうにか変えていかなければならない課題の一つだと感じるのです。筆者も、子供を託児所に預けて仕事に出ていました。しかし、子供は集団生活をしているとしょっちゅう風邪をひいたり熱を出したりするんですよね。
その度に仕事を早退したり、欠勤したりすると経営者から嫌みを言われたり、心ない言葉や態度を投げかけられることもあり、本当につらかったです・・・・。
小さな子供がいながらも、不安なく働けるような社会――。
それが、この先の少子化問題の解決にも繋がっていくように思うところです。
子供が病気になったは通用しない
経営者としては、やはり子供が病気になったことを理由に欠勤されるようでは困るというのが本音でしょう。
私も数々の面接をしてきて、「子供の病気のときの預け先がない」ということを話すと、その時点で面接終了――というムードになった痛い経験が」あります。
「子供がいることを特別扱いできない」と言われたこともありました。確かに、子供がいるから仕方ないという理由では通らないこともたくさんありますからね。
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しかし、このことを理由に8件のパート採用を断られたのにはびっくり。私の友人も実家が遠方のため、子供が病気になったときの預け先がなく、1日〜1週間単位の単発の仕事しかできないと話していました。
職場の人数がある程度確保されており、代理で出勤できる人材が多いような職場を選ぶ、もしくは主婦が多くも持ちつ持たれつな関係を築けるような職場を探す他ないということになりますね。
病気になったときに預けられる場所とは?
子供が病気のときに預ける場所、と言えば実家の両親か病児保育などでしょう。実家が近ければ問題ありませんが、遠方の場合は頼れません。
病児保育は都心部では施設が多く存在していますが、地方にはあまり多くありません。筆者の住んでいる市町村には1件もない状況。
同じように子供を持つ人に預けるという手もありますが、病気の場合はその家の子供にうつしてしまう可能性や、じっとして休養させることもできないことから実際にできることではありません。
そうなると、ファミリーサポートやベビーシッターのようなサービスを利用するしかないということになりますね。
ベビーシッターなどは、以前ニュースでも話題になったようにトラブルも多く、まだまだ嫌煙しているお母さんも多いのが現状です。
何よりも、病気になった子供はそれでなくても体がつらいのに、見知らぬ人に預けられるという精神的な不安も抱えなければならないということが、親としてはつらいところなのではないでしょうか。
やはり専門の看護師や保育士が駐在する病時保育をもう少し増やすべきだと感じます。病気の子供を預けるというのは、それだけでも不安が大きいもの。
せめて専門知識のある人、または設備の整った施設で過ごさせたいと思うのが母親の心というものではないでしょうか。
特に地方の病児保育施設は非常に数が少ないのです。
地方でも働きながら子育てしている家庭は増加していますし、保育所の待機児童数も増えている状況。ワーキングマザーを支えるような制度がもっともっと確立していけば良いなぁと願っています。
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