つわりの症状で赤ちゃんの性別を判断する方法
昔から言われている、つわりの傾向と性別の関係。古い時代から受け継がれていて、現代でも廃れていません。「ぴったりと当てはまったよ!」という声もあれば「全然当てにならなかった」と話す人もいて様々です。
遅くとも産まれてくれば赤ちゃんの性別は分かるものですが、やっぱり早く知りたいとワクワクするものですよね。
ここでは、世間で飛び交っているつわりと赤ちゃんの性別のついてお話したいと思います。
つわりの傾向と性別判断
つわりの症状の重さによって、性別が分かるという言い伝えは皆さんもご存知なのではないでしょうか?
- 症状が重くて吐きつわりの場合は女の子
- 比較的軽いか、つわりがないときは男の子
- すっぱい物が欲しいときは男の子
- 甘い物が欲しいときは女の子
色々な説があるのですが、これは地域や世代によって微妙に違ったりしています。
最近では、ポテトやスナック菓子などのジャンクフードを食べたくなるのは女の子、とか言われることもありますね。
実は、つわりの症状によっての性別の差というのは、医学的にデータが出たこともあるのです。以前、イギリスの医学誌「Lancet」には、妊娠悪阻で入院した妊婦から産まれた子供の性別を比較したデータが出ています。
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1987〜1995年に、スウェーデンで1027213名の妊婦を対象に調査。産まれてきた子供の性別の比は”51対48”。妊婦全体の男女比だと、男児の方が多く生まれています。
このうち、妊娠悪阻が重症で入院した妊婦を対象に絞ると、男女比は”44対55”。つわり症状が重かった人の子供は、女児が多く生まれているという結果になっているのです。
ただし、そこまで大幅な差があるとは思えない数字ではあります。医学者が数値的に見る差と、私たち一般人が見る差には温度差があるもの。
「つわりが重いと女の子が生まれやすいって説も、あるよね。」という話のネタの一つになっているようにも感じますね。
赤ちゃんの性別はこうやって判断しよう
- お腹が前に突き出るようだと男の子
- 横に丸く広がるお腹だと女の子
このようにお腹の出方でも性別の傾向があると言い伝えられていますね。これは医学的根拠なども一切ありませんので、迷信の一つだと思います。元々の体系、筋肉のつき方によってお腹の出方はそれぞれ違います。
また、意外にも一番多いのは「兄弟がお腹の子の性別を言い当てる!」というもの。筆者個人的には、つわりの症状よりお腹の出方よりももっと信憑性があると思っています。
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2人目以降になると、上のお子さんが兄弟の姿を感じ取ることがあります。
それとなく聞いてみると、性別を言い当てたり、「○○ちゃんだよ」などと、その性別特有の名前を言ったりすることも。もちろん科学的根拠などありませんが、なかなか面白いですし神秘的ですよね。
結論から言えば、つわりの重さやお腹の出っ張り方など、外側から見ただけでお腹の赤ちゃんの性別を言い当てることは不可能。
例え、言い伝えや傾向が当てはまったとしても、男女の確率は50%なので半分の人は「当たった!」と思うわけです。
そもそも、つわりの時期である妊娠初期に、お腹の子供の性別が分かってしまうと困ります。
希望の性別の子供ではなかったとき、人工中絶を選択する人の数が増えてしまうことにも繋がります。
現在の科学の進歩を持ってしても、まだまだ性別は中期以降にしか分からない・・・。
実際のところは、他の何らかの手段で妊娠初期でも男女の判断が付けられるのかもしれないし、この先そうなっていく可能性もあります。
単に判断できる・できないという問題ではなく、親が子供を選ぶことを防止するためであるのかもしれません。
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