中期以降の妊婦さんは安産体操が効果的ってホント?
妊婦体操は、昔から推奨されている妊娠中の運動方法です。
産婦人科や市の催しなどで習えることも多いですし、簡単な内容なので自宅で自由に取り組むこともできます。
妊娠中はとにかくゆったりのんびり過ごすのがベスト・・・というイメージがある一方、お産に備えての体力づくりは実はとても大事。
毎日寝てばかりでダラダラ生活していると、お産に長時間耐えられるだけの体力がなくなってしまうかも?
さらに、赤ちゃんが生まれてからも体力が必要になります。
長時間抱っこしてゆらゆらしながら寝かしつけたり、寝不足の体でも家事や赤ちゃんのお世話をこなさなくてはなりません。体力はしっかり養っておきたいですね!
安産体操をするときの注意点
まず、妊娠の経過や妊婦さん自身の体調が良いときにだけ、体操を行うようにしましょう。
もちろん、コンスタントに続けるのがベストですが体調が優れないときや医師に安静と言われているときは止めましょう。「それほど大変な動きじゃないし…」と勝手に判断しないように。
そして妊婦さんが運動するのには、午前11時〜午後2時くらいまでの間が一番適していると言われています。
スポンサーリンク
朝起きたばかりや、夕方の忙しくて疲れの出やすい時間帯はお腹が張りやすいので避けるようにして下さい。もちろん、そのときの体調を見ながら判断することも大事です。
締め付けのない下着や、服装で体操を行いましょう。締
め付けのある服装だと血流が悪くなってしまうこともあり、むくみやだるさなどを引き起こしてしまう可能性が。ゆったりした服装で行い、疲れを感じたらすぐに止めてOKです。
股関節を中心に!
安産体操の中でも、最も簡単にできて重要な動きは「股関節を開く動き」です。
出産の際、股関節が柔らかくて良く開く人ほど安産になると言われています。
スポンサーリンク
まず、あぐらをかいて座る習慣をつけてみましょう。
あぐらと言っても、足を組んで座るあぐらではなく、左右の足の平同士をくっつけるようなあぐら。そしてこのとき、左右の膝が地面になるべく近くなるように開きます。
膝が地面から浮いてしまう人は、手で少しずつ圧をかけて股関節を開くストレッチをしていきましょう。
痛いところでしばらく我慢するのが、ストレッチ効果を上げる方法ですが、妊婦さんの場合無理は禁物ですのでご注意を。
お風呂上りなど、体が柔らかくなっているときには欠かさずやってみましょう。ただあぐらで座っているだけでも効果があるので、誰にでも実践しやすい安産体操ではないでしょうか?
腹筋や骨盤底筋を鍛えよう
ストレッチなどは妊婦さんでもできる運動と知られていますが、実は筋トレだってできるんです!
お産で踏ん張ったりするときには、やっぱり筋力も大事になりますよね。妊婦さんもできる腹筋や骨盤底筋体操をやってみましょう。
まず、腹筋は四つんばいの状態でお腹を引き締めたり、緩めたりという動きを繰り返します。お腹を引き締めるときは、息を吸いながら頭を内側に入れて背中を丸めます。反対に緩めるときは、顔を上に起こして背筋を伸ばし、お尻がつき出るような姿勢に。
そして骨盤底筋の筋トレも簡単です。仰向けに寝て膝を曲げ、両足の平は地面につけておきます。
お尻を引き締めながら、上に上げていきましょう。息を吐きながらお尻を上げ、吸いながら元に戻すのを繰り返します。
とても簡単ですが、引き締めるところはしっかり引き締め、呼吸方法を守ることが大事です。安産には呼吸法もとても大事になるので、腹式呼吸を心がけながら安産体操を続けていきましょう。
いかがでしたか?妊婦さんの安産体操も、やはり継続することが大事です。安定期に入ったら、無理のない範囲で実践していく習慣を付けてみましょう!
人気記事ランキング
- 妊娠中に起こる腰痛の原因と改善方法
- 立ち会い出産のメリットとは?
- 出産が怖い女性はイメージトレーニングで乗り切ろう!
- 妊娠と着床出血のウソ・ホント
- 出産後の生理はいつから始まる?
- 流産後の妊娠はいつから大丈夫?
- 食欲をセーブする3つの方法
- 飲酒・喫煙を止められない人へ!赤ちゃんへの悪影響とは?
- 子供の発熱に関するQ&A
- 妊婦さんのストレス発散…!みんなはどうしてる?
出生前診断について
妊娠中・産後の症状について
- 妊娠中の感染に気を付けて!サイトメガロウイルスって何?
- 妊婦さんはお寿司を食べていいの?嘘?ホント?
- 凄すぎる出産!妊娠に気付かない女性
- 妊娠中の性病は危険!性病の母子感染リスク
- 産後の腹痛は危険だった
- 産後うつと育児ノイローゼの症状の違い
- 産後の気になる”出血”のあれこれ
- 出産後の生理はいつから始まる?生理痛の変化
- 産後の生理不順との付き合い方≪原因や解消法≫
気をつける重要な事
辛いつわりについて
働くお母さんへ
- つわりが辛い…!妊娠初期の仕事との付き合い方
- 産休中も手当てがもらえる出産手当金について
- 産休中の給料減…赤ちゃん用品や生活費の節約方法
- いつから産休に入るか悩んでいる人へ!産休の取り方
- 産休に入るための正しい挨拶方法
スポンサーリンク
赤ちゃんに起こる症状
- 赤ちゃんの鼻詰まり解消方法
- 夜泣きとの上手な付き合い方
- 赤ちゃんはいつから外出してOK?初めての外出の注意点
- 新生児の授乳間隔のどれぐらいがベストなの?
- 赤ちゃんの顔にできる乳児湿疹の原因と対処法
- 赤ちゃんの肌がボロボロに!乳児湿疹の原因と改善策
- 新生児がミルクをすぐに吐くその理由とは!?
- 赤ちゃんの夜泣きとの上手な付き合い方
【厳選9記事】妊娠中〜0歳児のお母さん必見!
夜泣き・ダダこねさようなら〜!0歳からの幼児教育
双子専門サイト
双子の妊娠・出産から育児まで!双子ママのあれこれ体験談まとめ
妊娠から出産まで!
ママが元気な赤ちゃんを産むための過ごし方(全記事一覧)