立ち会い出産をするメリットとは?

立会い 出産 メリット

 

出産は女性の仕事、という概念ではなく「夫婦一緒に乗り切るもの」という考え方が広まっていますね。

 

実際に立会い出産をした女性の中には「ひとりだったら絶対に乗り切れなかった」と話す人もけっこう多いものです。

 

しかし、必ずしも立会いをするのがベストというわけでもないように思います。もちろん夫の仕事の都合や家庭の事情によって、病院に駆けつけられない場合もあると思います。

 

立ち会えないことが、今後の夫婦仲や子供との関係に直結すると考えるのは安直過ぎます。

 

 

立ち会い出産のメリット

 

立会い 出産 メリット

 

最初にお話した通り、立会いをすることで「夫婦の絆が強まる」といったケースも多いです。「頑張って」「落ち着いて」など、夫に優しく声を掛けてもらい、応援してもらうことも力になります。

 

ひとりでひたすら耐えるのではなく、合間に雑談を交わすなどしていた方が気分が滅入らずに済むということもあるでしょう。

 

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そして、やはり一番大事なのは「苦しむ姿間近で見てもらうこと」です。見せ付けるわけではありませんが、出産がこんなに大変で苦しいものだということを男性に伝えるには、見てもらうしかないのです。

 

口でいくら説明しても伝わりません。一緒に陣痛から分娩までを乗り越えることで伝えるしかないのです。

 

父親としての実感や、子供が誕生した感動などをより強く感じてもらうには立ち会い出産をするべきなのかもしれませんね。

 

 

デメリット

 

デメリット、というものは実際ほどんとないと思います。

 

中には「夫が何の役にも立たず、邪魔だった」とか、夫自身が「何も出来ない自分が不甲斐なかった」と感じることもあるようです。

 

しかし、感じ方には個人差も大きく、恐れる程のデメリットではありません。

 

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そして、「夫が妻を女性として見れなくなった」という話も。

 

妻を女性として見れなくなることで、セックスレスなどの問題に発展することを恐れている夫婦も多いようですね。

 

「女性として見れなくなる」というのも、あくまで個人的な一部の感想に過ぎませんのでデメリットとは言えません。

 

実際に立ち会いした夫婦でも、ずっと男女の関係でいられる仲の良い夫婦も大勢います。立会い出産=セックスレスになる、という考え方はやや幼稚で安直過ぎる考え方だと思います。

 

 

筆者の体験談

 

立会い 出産 メリット

 

筆者は5年前に息子を出産しましたが、掛かりつけの産婦人科は立会い出産を行っていませんでした。

 

以前は希望があれば立ち会うことができたそうですが、具合の悪くなるパパが多くて止めてしまったそうです(笑)。

 

確かに分娩は、出血しているのを見なければなりませんし、胎盤などを目の当たりにする可能性もあります。

 

グロテスクなものや血に弱い男性というのもけっこう少なくないですし、気分のが悪くなる人も出てきそうですよね。その対応に人手をとられてしまうので、現在中止しているそうです。

 

私の場合、午前5時に陣痛5分感覚で入院し、午前10時には出産が終わりました。夫には病院玄関で「じゃあ」と言って別れ、自分で電話をかけて報告したのです。

 

よって夫は、何だかよく分からないまま、あっという間に出産が終わり、最初はやっぱり実感を掴みづらかったようでした。

 

しかし、生まれてきた息子と時間を過ごすうちにだんだんと実感が伴い始めたようです。今では息子もよく懐いて男同士で盛り上がり、女の私が入る隙がないこともしばしばです。

 

ただ、私のように立会いに対応してもらえない産院にかかっている場合も多いと思います。

 

夫の仕事の都合やタイミングで、間に合わない場合もあるでしょう。そんな場合でも決して夫の父親としての自覚が足りなくなるとか、そんな事実はありません。

 

立会い出産したかどうかではなく、夫婦の元々関係性やコミュニケーション、夫が育児に参加する時間の方が大事なように思います。

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