赤ちゃんの顔にできる乳児湿疹の原因と対処法
生後1〜2ヶ月くらいの赤ちゃんの顔に、湿疹や赤みなどの症状が現れることがあります。
うっすらポツポツっとできる子もいれば、赤くただれたようにひどくなる子もいて、症状の出方には個人差があります。
もちろん、つるんとキレイなお顔のままの赤ちゃんもいるので、誰でも通る道というわけでもありません。しかし、決して異常なことではないので安心して下さい。
ただし乳児湿疹は痒みを伴うので、赤ちゃんが引っ?いてしまったり、痒みで不機嫌になったりすることがあります。
なるべく早めに対処してあげることで、悪化するのを防ぐことも可能です。赤ちゃんのお肌をよく観察しておくことが大事でしょう。
乳児湿疹ができる原因とは?
乳児湿疹の原因は諸説ありますが、皮膚が空気に触れて摩擦を起こすことで炎症が起こるという説があります。
これは納得、お腹の中では赤ちゃんの皮膚は空気に直接触れていませんよね。外に出てきてしばらくすると、空気との接触で皮膚が炎症反応を起こすというわけです。
なので、空気に触れることに慣れてくる生後5ヶ月以降になると落ち着いてくることがほとんど。湿疹が一番ひどくなるのは生後2〜4ヶ月頃だといえるでしょう。
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アレルギー体質の子は特に乳児湿疹ができやすいとも言われています。小児科医によっては、お母さんが妊娠中に食べていたものや、授乳を介して与えられる栄養によって起こるという医師もいます。
筆者も息子がひどい乳児湿疹で、アレルギー科のある小児科を受診したところ「初乳をあげる入院中に、プリンやケーキを食べたでしょう!それがダメなんだよ!」と怒られた経験があります。
実際に、授乳中に小麦や卵、乳製品などのアレルギーの原因となる食べものを徹底して控えたら、湿疹が良くなったという体験談もあります。
お母さんやお父さんがアレルギー体質だったり、肌が弱いという場合には食べ物にも注意してみると良いでしょう。
乳児湿疹の症状が出たら、どうするべき?
母乳をあげているお母さんは、小麦や卵、乳製品などの摂取を気を付けるべき・・・という指導はありますが、あまり神経質になりすぎる必要はないと思います。
湿疹は遅くとも1歳までには治ることが大半です。
お母さん自身も食べ物のバランスを考えるのが大変でストレスになりますので、過剰に摂取しないように心がけるという程度で構わないとい思います。
また、湿疹が気になるようでしたら小児科で塗り薬や痒み止めの内服を処方してもらうことができます。
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ステロイド系の塗り薬を塗るのが最も早い治療法ですが、やはり不安に感じるお母さんも多いと思いますし、処方しない医師もいます。
その場合保湿剤と痒み止めだけでも効果があるので安心しましょう。
息子はヒルドイドローションを塗るだけでかなり症状が落ち着き、生後3ヶ月にはキレイな肌に戻りました。それ以降湿疹は出なくなりましたよ。
ワセリンなどの自分で入手できる保湿剤を使うだけでも、空気と肌が直接触れることが少なくなるので湿疹が治まってくると思います。
自己流でのケアだと、症状が治まるのに時間はかかりますが1歳くらいまでに治れば問題ありません。
ただし痒がって眠れない、グズるという問題がある場合は、皮膚科や小児科に相談した方が早く解決すると思います。
赤ちゃんが自分で顔をかいてしまうので、爪はこまめに切って肌を傷つけないように注意しましょう。
赤ちゃんの爪は意外に早く伸びるので、毎日チェックして下さい。引っ?いても傷にならないようにとミトンを付ける人もいますが、手の感覚の発達のためにはミトンは好ましくないという説もあります。
また、赤ちゃんの顔はこまめに拭いてあげて清潔を保つことも大事です。炎症したところからバイ菌が入り込んだりすることがないように、清潔なガーゼなどで拭き取ってあげましょう。
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