流産後どのくらい経てば妊娠しても大丈夫なの?
流産というのは、お母さんの体にも心にも負担がかかるものですよね。
特に6〜8週くらいに起こる、ごく初期の場合はほとんどが染色体異常が原因。お母さんの生活や食事のせいではないと言われています。
そうとは分かっていても、一度着床した命が流れてしまう、死んでしまうのは悲しいですよね。
しかし、そこで落ち込んでは流産した赤ちゃんやこれから授かる命のためにも良くありません。流産後の妊娠の不安や疑問を解消して、前向きに進んでいきましょう!
流産後は妊娠しやすいが…
流産後の妊娠について、2つの説があります。ひとつは、着床しやすいということ。
流産し、お腹の赤ちゃんや内容物が子宮に留まった状態のことを「繋留流産」と言います。
この場合、内容物を?き出す手術をしなければなりません。これを掻爬手術と言いますが、掻爬手術をしたあとの子宮の中はとてもキレイな状態になっているのです。
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すると、通常の子宮内よりも受精卵が着床しやすくなるので、妊娠の確率も上がると考えられているわけです。
ただし、一方で流産後すぐに着床しても、さらに流産を繰り返す可能性もあると指摘されています。掻爬手術を受けると、子宮がキレイになるのですが、手術により小さな傷がついていることも。
この傷の部分に着床した場合、流産する可能性が上がってしまうと言います。
もちろん、これは可能性の問題なので必ず妊娠しやすくなる、流産しやすくなるということではありません。
医師によっても、次の子作りを許可する時期が違うこともありますし、母体の回復力によっても差があるでしょう。こういうこともあるという程度に捉えておいて欲しいと思います。
では、どのくらい経てば妊娠して良いのか?
流産後、手術を受けた場合は医師から次の妊娠の許可がおりるまでは待ちましょう。中には子宮内容物がそのまま血液などと一緒に出てきてしまう流産もあります。
この場合は手術などが必要ないので、薬の服用だけの処置というケースもあります。手術をしない場合は、間を置かずに妊娠して良いということもあるので、担当医師としっかり話して下さいね。
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統計的にいうと、最も多いのは流産後3〜5ヶ月ほど時間を置いての妊娠です。
「少なくとも生理を1〜3回程度見送るべき」という判断の医師も多いようですね。しかし、実際には次の生理が来ないまま妊娠しても、順調に成長することだってもちろんあります。
実は筆者も、繋留流産を経験しています。手術から1年経って妊娠をしましたが、年齢などによっては早く子供が欲しいと焦ってしまうこともありますよね。
しかし、妊活に焦りや不安を感じるのは禁物。必ず医師の指示を守り、再び流産してしまうリスクを減らすようにして下さい。
妊娠できないのでは…?と不安にならないで!
高齢になると、なかなか子供ができないと悩む人が増えますよね。それは卵子や精子が老化していることや、数が少ないことが原因とも言われています。
また、高齢になると流産する回数も増えるのは事実です。
高齢になると初期流産の原因である染色体異常も起こりやすいため。
しかし、流産するということは着床までは上手くいっていたということ。不妊というのはまず、着床までたどり着くことができない状態なので、不妊とは全く関係ありません。
流産はマイナスに捉えてしまう人も多いものですが、着床した事実は妊娠の可能性を語っています。
決してあきらめたり、悲観したりしないようにして下さい。ストレスを溜めることで、更に子供を授かりにくくなると覚えておきましょう。
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