赤ちゃんの夜泣きとの上手な付き合い方
赤ちゃんの夜泣きってそもそも何でしょうか?実は、「夜中に起きて泣くこと」ではないのです。例えば新生児のうちはまだ昼夜の区別がつかないので、夜中でも頻繁に起きて泣くものですよね。
でも、それは夜泣きではなくお腹が空いて泣くのであったり、まだ生活のリズムができていないことによって泣いていることになります。
原因そのものははっきり特定されていませんし、それぞれの赤ちゃんや家庭の生活リズムによっても変わってきます。
非常に短い期間で夜泣きがなくなる子もいれば、3歳を過ぎても夜泣きを繰り返す子もいます。
夜中に起きて抱っこしたり、授乳したりしなければならないのはお母さんにとっても最大のストレスです。
昼間ならまだしも、夜中に長時間泣き止まないと近隣の住宅への迷惑になるのでは…という心配も出てきます。
夜泣きをしやすい日というのもある
多くのお母さんたちが、経験上夜泣きをしやすい日のパターンがあると話します。
例えば、いつもと違う場所へ出かけた日、珍しい来客があった日、天気が良くなかった日など。赤ちゃんが刺激の強い経験をした日は比較的夜泣きをしやすい傾向にあります。
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しかし、来客や外出などを避けるべきではありませんし、もちろん天気もコントロールできないものです。
夜泣きというものは正直仕方のないことなので、予防よりも対処について考えた方が良いように思います。
どんな対策をしても、効果がないことも
筆者も息子が赤ちゃんの頃、原因の分からない夜泣きに悩まされました。
息子は特にひどい方で、夜一度も泣かなくなったのは3歳くらいの頃。赤ちゃんの頃は毎晩2〜3回起きて号泣という感じでした。
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経験上、様々な対策をとっても夜泣きは防止できませんでした。
例えば、日中にたくさん遊ばせて疲れさせる、夜泣きや癇癪に効くという漢方を飲ませる、ミルクや離乳食をたくさん食べさせてお腹を空かせないなど・・・。
日によって程度の差はあったかもしれませんが、これと言って確実な改善方法だと感じたものはなかったのです。赤ちゃんによっては、夜泣きにひたすら根気良く付き合うしかないという場合もあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの夜泣きに付き合うための心得
まず、赤ちゃんは夜泣きをするものだと開き直ることも実は大事なのです。
なんとか止めさせよう、予防しようと試行錯誤するものですが、それ自体がストレスを増幅させることもあります。
日中も夜泣きを想定して動き、今日もするのではと不安を抱え、泣き声が聞こえると「またか…」とうんざり。当然の心理ですが、夜泣きのことで日中も頭がいっぱいになってしまうと余計につらく感じるものです。
夜泣きをさせないために日中、色々な場所に連れて行き、たくさん遊ばせて疲れさせようと必死なお母さんも多いです。
しかし、夜中寝れないのに日中もアクティブに動き過ぎると疲労は溜まる一方ですので注意しましょう。
赤ちゃんが泣きはじめたら、「なんとか寝かせよう」「すぐに泣き止ませよう」と必死にならずに開き直ることです。
例えば、泣き出したらお母さんも一緒に起きてテレビを見たり、音楽を聞いたりしてもOK。その分、昼間の休める時間はしっかり休んで下さい。
泣き止まなきゃ!と必死になればなるだけ、お母さんの精神がしんどくなります。夜泣きは長く続くこともありますが、いつか終わるもの。今だけのことだとあきらめて付き合ってあげましょう。
ただし、マンションやアパートなどでは隣の部屋の人に泣き声が聞こえてしまったり、家族で熟睡できない人が出てくるかもしれませんので配慮を考えましょう。
出産を控えた妊婦さんや、生後半年頃迄の赤ちゃんのお母さんには、【重要】夜泣き、寝かしつけは生後半年迄が勝負!もおススメです!
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