夏場に気になる!赤ちゃんのあせも予防・対策法
赤ちゃんは非常にデリケートな肌をしています。さらに新陳代謝が活発なので、かなりたくさんの汗をかくもの。よって、大人よりも蒸れやすく、あせもができやすくなってしまうのです。
あせもができても、赤ちゃんの肌にどんなものを塗ってあげたら良いのか分からない。または痒くて泣いているのに、どう対処してあげて良いか分からないというお母さんも多いですよね。
あせもって、気が付いたときには広範囲に広がっていることも多いので、夏場は常にあせもに対応できる準備をしておくと良いと思います。
あせものホームケアとは?
基本的に、赤ちゃんのあせもは自宅でのスキンケアで解決できると言われています。基本は、肌を蒸れさせないこと、衛生を保つこと、毛穴を塞がないこと!
この3つのポイントを押さえておきましょう。
夏場は洗濯物も乾きやすいので、1日に何度もこまめに着替えをさせて下さい。特に赤ちゃんがお昼寝をしている間は、特に多量の汗をかいていると思います。
赤ちゃんがお昼寝から目覚めたら着替えさせるというリズムを作ると良いでしょう。
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また、あせもができやすい場所には汗取りパッドやガーゼなどを挟んで、吸水性を高めておくのも効果的です。肌着を着替えさせるよりも、パッドやガーゼを交換する方が効率的でもありますね。
さらにお肌をさらさらにするために、ベビーパウダーなどを使う方法も昔から勧められています。
ただしこの方法は賛否両論で、ベビーパウダーは毛穴を塞ぐ可能性があるという説も。使ってみて特別効果が感じられないという意見も多いようです。
人気の高いホームケアグッズは、モモの葉ローションなど。
天然のモモの葉から抽出したエキスを配合したスキンケア商品で、ベビー専用のものもたくさんあります。毎日のスキンケアにプラスすることであせもを予防できるという声が多いです。
特別肌が弱かったり、アレルギー体質の子はあせもがひどくなったりすることもあるので注意が必要です。
炎症があったり、痒みがひどくて機嫌が悪くなったりする場合、皮膚科や小児科に連れていきましょう。
あせもができやすい場所とは?
赤ちゃんには、あせもができやすい体の部位があります。
例えば、首まわりやわきの下、オムツの中やゴムで擦れる場所は特にあせもができやすい場所です。
少し汗ばむよう気となる、5月後半くらいからはこの場所のスキンケアを徹底しましょう。オムツを紙オムツから布オムツに替える、通気性の良い肌着を選ぶなどの対応も必要です。
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オムツは特に、ずっと同じ場所にゴムが当たるのでその場所が炎症を起こしやすくなります。
ねんねの時間が多い赤ちゃんは、首の後ろが蒸れやすいのであせもができやすくなるのも同じです。
こまめに体勢を変えてあげるなど、体全体に風が通るような工夫も大事になりますね。
皮膚科に相談するのもOK
基本的にはホームケアで治せると言われていますが、赤ちゃんの肌質によって個人差が大きいものです。
なかなか治らなかったり、悪化しているように感じたらすぐに皮膚科の医師にみてもらいましょう。(小児科もOKです)
筆者も息子が赤ちゃんの頃はあせもに悩まされました。市販のローションや薬を試しても一向に良くならず、結局皮膚科にかかりました。
するとやはり夏場の皮膚科は、あせもができた赤ちゃんが多く受診していたようで安心しました。
あせもくらいで病院に行くってどうなの?と疑問に思ってしまう人も多いですが、赤ちゃんの敏感な肌はお母さんもケアに困ることが多いものです。
皮膚科で炎症を抑える薬や、痒み止めを出してもらうと赤ちゃんの機嫌も随分良くなると思います。
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