新生児が鼻づまりを起こす原因と正しい解消法
新生児の間は、自分で鼻呼吸と口呼吸を切り替えることができません。なので、鼻づまりを起こしてしまうとうまく眠れなかったり、授乳で口が塞がれて苦しくなったり・・・見ている方が可哀想になってしまいますよね・
何とか鼻づまりを治してあげたいものですが、自己流ですぐに治るものなのでしょうか?
まずは鼻づまりを起こしている原因を特定し、解消方を考えていきましょう。
乾燥が激しいと鼻づまりを起こす
風邪をひいていなくても、お部屋の空気が乾燥していると鼻づまりを起こすことがあります。特に冬場の朝などは最も乾燥の激しくなるとき。新生児の赤ちゃんには堪えるでしょう。
鼻が冷たくて乾燥した空気に触れると、鼻の粘膜が膨張して鼻づまりを起こします。突然体の中に冷たい空気が入ることのないよう、鼻で空気の温度や湿度をコントロールできるようになっているのです。
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鼻づまりを起こすメカニズムは赤ちゃんも大人も一緒ですが、新生児の場合鼻腔の大きさも非常に小さいので、大人よりも鼻づまりがひどくなりやすいもの。苦しさも大人以上に感じていることと思います。
乾燥による鼻づまりを防ぐには、やはり部屋の湿度や温度をしっかり調整することです。
冬場は寝ている間に空気の乾燥が進むので、赤ちゃんを寝かせる前に湿度対策を行ってから寝るようにしましょう。
鼻の粘膜を乾燥させてしまうことで風邪をひきやすくなったり、ウィルス感染を起こしやすくなるので十分注意しましょう。
風邪をひいて鼻づまりを起こす
新生児でも風邪をひくことはあります。
産まれて間もない赤ちゃんや、母乳で育っている赤ちゃんはお母さんの免疫をもらっているので風邪をひかないという説、ありますよね。
実はこの説はちょっと違っているんです。
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母体が感染して治癒した風邪菌に対しては、赤ちゃんにも免疫が行っているので感染しないでしょう。
でも、風邪菌の種類って1個や2個じゃないんですよ。何百、何千という種類のウィルスが存在します。その全てにお母さんが感染し、完治しているなんてことはあり得ませんよね。
もちろん赤ちゃんの体質や季節などにもよりますが、新生児でも風邪をひいて鼻づまりを起こすことは珍しくありません。(中には生後数日でインフルエンザに感染した子もいます)
まず鼻づまり以外の症状が出ていないかどうか、体調をよく観察してあげましょう。新生児の場合熱が出ると心配です。
軽い鼻水や鼻づまりでも、これから悪化してくる可能性もあるので、念のため小児科に連れて行くことをおすすめします。
熱が出てくる頃には夜中になっていたり、休診日になってしまう可能性もあります。病院がやっている間に診察を済ませておく方が安心ではないでしょうか。
すぐに吸い出して
新生児の赤ちゃんはもちろん、鼻をかむことはできません。
しかし鼻水をそのままにしておくと呼吸がうまくできず、機嫌が悪くなるだけでなく呼吸困難になる可能性も否定できません。
お母さんが直接口で吸ってあげたり、市販の鼻吸い器で取り除いてあげると格段に呼吸が楽になるでしょう。
ただ、なかなか上手に吸い出せず、あまり効果がない・・・と感じるお母さんも多いかもしれませんね。
どうしてもうまく吸い出せない場合、耳鼻科に行って医師に鼻水除去をお願いするのが最も効果があります。
小児科には鼻水を吸う器具がない場合が多いので、鼻づまりの解消を希望の場合耳鼻科を受診しましょう。
さらに鼻の通りを良くする薬をもらうことで、治りも格段に早くなりますよ。耳鼻科によっては医療用の電動鼻吸い器を貸し出してくれることもあります。
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