水中出産のメリット・デメリットとは?
最近では、お産をより楽にリラックスして行うためのお産が方法が増えてきましたね。例えば無痛分娩や和痛分娩なども、メジャーになってきました。
そこで最近、新に注目されているのは「水中出産」。文字通り、水の中で分娩を行う方法で、赤ちゃんもママもリラックスしながら出産ができるんです。
ただし、日本ではまだまだ、水中出産に適した設備の整った病院が少ないのです。もちろんメリットも大きくて注目されているのですが、反対にデメリットも無視できないので、正しい知識を持っておく必要があります。
水中出産のメリット
この出産方法の際大のメリットは、やはり「リラックス」です。
普通分娩というと、どうしても「痛い」「苦しい」「怖い」というマイナスイメージが先行しますよね。
もちろん陣痛の痛みや苦しさは水中分娩でも感じますが、それを緩和する効果があるとされています。
普段でもぬるめのお湯に使って入浴すると、リラックスしますよね。その効果を利用したものです。水中では、重力抵抗が弱まるため体勢を変えるのも楽になります。
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妊婦が自分の好きな体勢に変えやすいこと、温かさの中でリラックスできることが水中出産のメリットです。
水中出産は、専用のプールに体温と同じくらいのぬるま湯を張り、その中で行われます。(助産院などでは浴槽を使用することもあります。)
産院によっては、パートナーも一緒にプールの中に入ってサポートすることができる場合もあるようです。
水中出産のデメリットとは?
より自然でスムーズな出産ができるというメリットの反面、少々怖いリスクもあるので確認しておきましょう。
まず、水中出産を取り入れている産院は日本ではまだまだ少数派。地域によっては市内に1件も対応できる病院がないこともあるでしょう。
水中出産を推奨している産院は人気が高く、費用が高額になったり予約ができなかったりという可能性もあります。
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また、温かいお湯に浸かっているために血行が促進され、分娩中の出血量が増える可能性もあります。体を温めることはお産の進みを早くするとも言われますが、出血量が増えてしまっては危険。
水圧によって出血量が増えるという可能性も否定できません。
そして、水中で長時間過ごすことで母体の体力が消耗されてしまうというのもデメリットの一つ。
水泳や入浴など、水に浸かっていることで体力を消耗を感じたことのある人は多いと思います。体力がなくなってくると陣痛自体も微弱になってしまう可能性があります。
また水を介して赤ちゃんや母体に感染症の危険が及ぶ可能性も否定できません。
医療機関では正しく管理されていることと思いますが、絶対に大丈夫だという保障はできないようです。
安心して水中出産を行うには
デメリットもある中で、安心して水中出産に挑むだめには「信頼できる病院」を探すこと。実績を重ねている病院であること、リスクと緊急時の対応についてしっかり説明を求めることも大事です。
もちろん水中出産だけがリスクを伴うわけではありません。お産自体に「絶対安全」はないわけで、誰もが万が一の可能性を持っているのです。
痛くなければお産じゃない!?
日本はこのような特殊なお産技術の普及が、まだまだ進んでいません。
しかし「痛みを感じてこそ、母親の自覚が生まれる」とか「お産の痛みに耐えることは良き母親の象徴」という考えは根強く残っています。
海外では、既に普通分娩を選択する人の方が少なくなってきているという情報もあります。
日本では普通分娩が当たり前という風潮ですし、それに疑問視する声も少ない。それを変えていくためには、新たな形のお産に挑戦する人が増えることも必要でしょう。
どんな形であれ自分の子供は誰よりも可愛いものですし、かけがえのない宝物になるはずですよね。
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