妊娠中に温泉へ行くときに注意する5つのポイント!
妊娠中は、お腹の赤ちゃんや母体の健康のために避けるべきことがたくさんありますよね。お酒やタバコはもちろんNG。
激しい運動や薬も制限されてしまいます。そして、けっこう悩んでいる女性が多いのは「温泉」や「入浴」に関する制限ではないでしょうか。
温泉施設では、温泉の成分によっては症状を悪化させることがある”禁忌症”を示しています。これに妊娠中と表示されていたのですが、実際の所はどうなのでしょう?
実は今年、2014年1月に妊娠中の温泉への入浴は問題ないと明言されました。これからは温泉施設での禁忌症に、妊娠は明記されないことになったのです。
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何やら、今までは特別な根拠はないけれど記載されていたのだそう。今回医学的根拠について調査した結果、特に明白な根拠がないということが分かったそうです。
つまり妊娠中に入浴しても、基本的に問題はないということになります。温泉の成分が原因で、流早産のリスクが高まるとか、胎児に影響が出るといった心配はないようなのです。
ただし、浴槽に浸かることで体調面に問題が出てくることもあるので注意しましょう。入浴や温泉で妊婦さんが気をつけるべきことを知っておくのが大事ですね。
長時間の入浴は体には負担になる
温泉成分自体に問題はなくても、長時間の入浴が体調に変化を与える可能性はあります。
特に妊娠初期は入浴の水圧によって、つわり症状がひどくなったりすることも。入浴後にガクッと体調が悪くなり、だるさや疲れを感じやすくなるという事例は多いです。これは、温度や水圧によって血圧が変化するためです。
交感神経が優位になってしまうことからも、血圧が上昇しやすくなり体調が変化します。特に温泉施設には、ゆったりのんびり入浴しに行くわけですよね。
行水ではもったいないので、自然と長風呂になってしまう方が多いのでは。自分の体調や体力をよく観察して、調整しながら入浴することをおすすめします。
温泉成分で皮膚に異常が出ることも
妊娠中は、肌が敏感になる人が多いもの。化粧品や紫外線など、日常のちょっとした刺激にも反応してしまうようになった・・・という妊婦さんも多いのでは?
温泉成分が発育や妊娠経過に問題を与えなくても、妊娠によって変化した体質に影響を与えることはあるようです。
妊娠後、皮膚が敏感になったと自覚している場合は、なるべく刺激の少ない「単純温泉」を選ぶなどして対策を。
転倒しないように、最善の注意を
最も誰にでも起こる危険は、温泉施設やプールなどでの転倒です。
施設内は塗れていて非常に滑りやすくなっています。妊娠していると、どうしても体のバランスをとりにくくなりますので、普段以上に転倒の危険が高まります。
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入り慣れた自宅の浴室よりも、始めて行く温泉施設などでは特に注意しましょう。
急な体調変化のことを考えても、友人や家族など、手を貸してくれる人と一緒に入ることもおすすめします。
感染症の危険も頭に入れて
妊娠中は感染症にかかるリスクのことも考えなければなりません。循環式の温泉施設は、特に雑菌の繁殖が気になります。
不特定多数の人が入浴する場所なので、どんな菌が潜んでいるかというのは分からないもの。抵抗力が落ちているので、なるべく衛生的に安心できる温泉施設を利用するなどして下さいね。
温泉だけに限った事ではないけど?
決して温泉施設だけに限った注意点ではありません。妊娠しているということは、普通よりも注意を払うのが多いということを自覚するべき、というスタンスです。
あれもダメ、これもダメ・・・と制限が多くなってしまうと、妊娠ライフもストレスが溜まりますよね。
色々なことを適度に楽しむのはとても大事。しかしいつも以上に気を付けなければならないことが多いのは、忘れずにいて下さいね。
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