妊娠中、飛行機に乗る時の注意するポイント
妊娠した女性が飛行機に乗るのは、賛否両論と言われています。どんな移動手段でも、万が一ということはありえますので、絶対に大丈夫という保障はできないものです。
ただ現代では、飛行機がより手軽な乗り物になっているのでそれほど神経質にならなくても良いでしょう。車や電車など、移動時間が長くかかる乗り物で移動するよりも、サッと移動時間を短縮した方が安全という考えもあります。
よって、基本的に妊婦だからと言って飛行機に乗れないわけではありません。航空会社も禁止しているところはありませんので、自己責任であれば乗っても構わないのです。
ただし、妊娠中は普段から様々なリスクが付きまとっているもの。更に異変を起こす可能性が高まることは覚えておきましょう。そのために、妊娠中の飛行機搭乗の際に大事なことを勉強しておいて欲しいと思います。
妊娠中期が最も安心して飛行機を利用できる
飛行機に限ったことではありませんが、妊婦にとって妊娠中期は最も生活しやすい時期になります。
つわりなどの体調不良も落ち着き、流産の危険性も落ち着く時期。いわゆる、安定期ですね。
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4ヶ月を過ぎれば、流産のリスクは格段に減ると言われています。妊娠4〜5ヶ月以降であれば、短時間の飛行機の利用は問題ないと言えるでしょう。
妊娠初期はそれでなくとも体調が不安定です。
お風呂の水圧でさえ具合の悪くなる人が多いので、気圧の変化の激しい飛行機は避けるのが無難。さらに妊娠後期となると、気圧の変化で突然陣痛が起こる可能性も考えられますので、なるべく避けましょう。
飛行機を利用する際に注意すること
当然のことながら、妊娠経過に不安や異常のある場合は利用は避けるべきです。これも飛行機に限ったことではなく、妊娠経過に問題がある場合遠出や運動などに制限がつきます。
切迫流産や切迫早産など、安静を余儀なくされる異常がある場合決して乗らないで下さい。
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また、妊娠後期になると飛行機内で突然産気づいてしまう可能性もあります。出産予定日28日以内の搭乗は、医師の診断書が必要な航空会社なども多いので、確認しておきましょう。
もちろん、異常がなくても出産間近でなくても、飛行機に乗りたい場合は医師に報告、相談する必要があります。健診のときなどに許可をもらっておくようにして下さい。
カラダの負担を少なくする場合も
飛行機というと、旅行を連想する人も多いかもしれませんね。しかし、里帰り出産などで遠方の実家に帰省する場合、飛行機を利用した方が安心な場合もあります。
例えば、車や電車などで何時間もかけて移動すると、体への負担が大きくなります。国内であれば、沖縄から北海道まで移動したとしても4時間前後で済みます。(乗り継ぎあり)
羽田から新千歳までだったら、なんと1時間30分で到着です。当然車や電車での移動よりはるかに時間は短くなりますので、体力的にも楽に感じるのでは。
もちろん里帰りの場合、妊娠後期の移動ということになります。必ず医師の診断書や許可をもらってから、飛行機の手配をするようにしましょう!
エコノミー症候群などに注意
妊娠中はそれでなくてもむくみやすく、血流が滞りやすくなるもの。
飛行機に乗っているとエコノミー症候群になる可能性も人より高まります。予約時には必ず航空会社に妊娠していることを告げておきましょう。
また、座席を通路側にしてもらう、またはトイレにすぐ行ける位置の座席を予約するなどの工夫を。
このため座席の指定ができない格安航空、プランなどは避ける必要があるでしょう。
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